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「弁護士は全員同じスキルを持ち合わせているために、誰に相談しても同じ」
と説明する弁護士がいるそうですが、必ずしも正しいとは言えません。

主に刑事裁判の弁護に取り組む弁護士に離婚裁判の弁護を依頼しても、思い通りの結果が得ら
れるとは限りませんし、ほとんど経験がないために勝てる裁判でも負けてしまうなどといった
ケースもあるといいます。

離婚に関する知識や経験が全くない弁護士と、毎日のように離婚訴訟に取り組んでいる弁護士
とでは、雲泥の差が生まれることは珍しくありませんが、さまざまなシガラミや建前もあって
表立っていうことはできないために、なかなか表沙汰になることはありません。

実際に、弁護士に依頼しても全く働いてくれないので、別の弁護士に交代しても、まったくと
いいほどに改善せず、さらに別の弁護士に相談するといった悪循環に陥るケースもあります。

そこで、30年以上にわたって、毎日5件~10件程度の離婚相談やアドバイスを行っている
という離婚カウンセラーの澁川良幸さんが、離婚についての弁護士との付き合い方をまとめた
離婚解決のための弁護士との上手な付き合い方」というマニュアルを公開しました。

離婚裁判や離婚調停、離婚交渉などで、あなたの味方となって、あなたのために働く弁護士の
見つけ方や、弁護士にしっかりと働いてもらうための情報提供や立ち回り方などを学ぶことが
できます。

弁護士とあなたが共に同じ目的に向かって努力するためにはチームワークが欠かせません。
法律的な専門知識は弁護士に依頼するとしても、あなた自身でもできることがあるわけです。

両方の立場や目線で考えて改善したり戦略的にすすめていくことが、離婚問題解決の早道です。

shosai